入院三十日目 術後二十八日目2021年08月25日

550 ラジオ MBS 黒木瞳 あさナビ ゲストは映画監督のタカハタ秀太 新作は「鳩の撃退法」これ、観に行くかどうか、わからない
600 ラジオABC 朝も早よから芦沢誠です~おはようパーソナリティ道上洋三です
800 朝食 パン 果物 ヨーグルト ほか カルベジロール10mg エパデール900mg 痛み止め飲まない 
840 院長回診 本日退院 リハビリはM先生のところで
900 回診 隣の井橋くん(仮名)どんな怪我をしたのか分からないけれど、医師が処置をするたびに、息をつめて痛みに耐えている。辛いね。
看護婦さんから退院証明書、退院療法計画書をもらう。両方とも主治医の名前あり。
退院療法計画書にはMクリニックでの経過観察とコルセット装着の指示、印がある。
処方された医薬品ロキソプフェン60mg、トロキシピド100mg、13日分。ランソプラゾール15mg、6日分を受け取る。
着替え。一ヶ月ぶりにズボンを履き、ベルトを締めて、半袖のシャツを着る。医療用コルセットがゴツいので、ズボンのボタンを嵌めるのに苦労した。
最後の荷造りをして、カートに段ボール箱、リュック、紙袋を三段で縛り付ける。ボックスのティッシュだけはどうしても入らなかったので置いてゆくことにする。切り取った私のヘルニアが入った小瓶も「腐りますよ」と言われたので捨ててもらうことにした。
930 退院 看護婦さんが三階エレベーター前まで送ってくれた。私の代わりにカートを引いてくれたけど「重いですね」、と。「お世話になりました。ありがとう」扉が閉まり、別れ。
一階。自販機のコーナーでテレビカードの余りを精算、いくらか戻ってきた。一ヶ月のテレビ代は千数百円だった。
受付、入院代の精算。会計金額は〇〇〇〇○円、支払いは現金のみ。ここにはATMがないから駅前の銀行に行かねばならない。振込という手段もあるそうだが、保険の申請に領収書と診療明細が必要なので、今日中に済ませたい。ここで荷物は預かってくれないそうなので、杖を突きカートを転がしながら駅まで歩いていくしかない。夏の日差しの下、線路沿いの道を歩く途中で、また病院まで支払いのために引き返すという選択肢は無くなった。荷物が重すぎるのだ。いったん家に帰って一休みしてから車で出直すことにする。面倒だが仕方がない。
1003 ATMで〇〇〇〇○円を引き出す。エレベーターに乗って改札口まで上がり、ホームに出て電車に乗る。乗り降りの際、重い荷物を抱えねばならず、車両とホームとの段差に苦労する。
1035 最寄りの駅に到着。また杖を突きカートを転がしながら家まで歩く。途中、歩道の縁石でバランスを崩し、二度もカートが横倒しに倒れた(腰痛が痛い)。腰をかばってふらふらになりながらカートを起こし、また歩いた。長い距離だった。
1100前 一ヶ月ぶりに帰宅、しばしの休息。
1230 車に乗る。ドアを開け、運転席に座るとき、お尻から入って後から両足を乗せるという、療法士のHさんの言葉を忠実に守った。浜大町病院は湾岸地区にある。映画館に行く途中の場所で、自宅からは案外近いのだ。駐車場に車を止め、入り口の小屋でおじさんから駐車券を受け取り、歩いて道路を渡って正面玄関から入って、病院受付を訪れて事務の方に金を払い、目的の領収書と診療明細を受け取って、さらに駐車券にハンコをもらい、また駐車場に戻り、小屋の中のおじさんに押印済みの駐車券を渡し、車のドアを開け、お尻から入って後から両足を乗せ、ドアを閉めてエンジンをかけた。
1900 スーパーで購入してきた惣菜で晩飯。ちゃぶ台の前であぐらをかけないので釣り用のクーラーボックスに座布団をかけて座った。一ヶ月ぶりにビールを飲む。「幸福の黄色いハンカチ」で、高倉健が定食屋でビールを飲む場面を思い出した。(後島さんの声で)健さんの気持ちがわかる、うまい。
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