ヒメアノ〜ル2016年06月04日

ヒロインのカフェ店員ユカ(佐津川愛美)が可愛くて、我々の身近にでもいそうな雰囲気もあり、前半のストーカーにつきまとわれているという状況が、もやもやとした不安感を抱かせる。
職場の先輩(ムロツヨシ)に頼まれて恋の仲介役を引き受け、ユカに接近する岡田君(濱田岳)だが、初期の目的に反して何故だかわからないけど彼女に好かれてしまうというあたりの展開は笑えて、まるで喜劇のようだが、この後、物語は狂気の様相を醸し出していく。
岡田君とユカちゃんがセックスしている気配をアパートの外から感じ取ったストーカーの森田君(森田剛)が、二人を殺そうと決心して、追いかけ回すことになるのだが、その過程において大量殺人が発生するのだ。
殺戮の描写はリアルなもので、臨場感に溢れていて、恐ろしい。
まるで「13日の金曜日」みたいに人が殺される。殺人鬼がジェイソンではなくて普通の人間だというところが、現実の社会を反映しているのだ。

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